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「思考の整理学」で得られた”考えること”のヒント。

外山 滋比古先生の

思考の整理学 (ちくま文庫)』を読んでみました。

 

 

卒業論文で書きたいテーマを考えてきなさい。」

 

そう言われて、

全く何もテーマが思いつかなかったことを

思い出した。

 

私は、「思考の整理学」の中で外山先生が言う、

1人では飛び立てない

動力を持たないグライダー人間。

 

飛行機と似ているけれど、

飛行機のように自分で飛び立てる動力を持たず、

先生や学校の指導ありきで飛んでいるグライダー人間。

 

この本は、そんなグライダー人間が、

飛行機のように一人で飛び立てるような人間になるには

どんな心構えが必要か?そのヒントが書かれた本でした。

 

見つめる鍋は煮えない

「思考の整理学」の中で述べられている、

「思考」の方法は、外山先生のオリジナリティがあふれ、

なるほど、確かにそうだなと思うものばかりでした。

 

中でも、とりわけユニークだなと思ったのは、

「見つめる鍋は煮えない」と繰り返される、

”寝かせて発酵させる”思考の必要性。

 

夜書いた文章は翌朝読むとひどいものになっている

というのは誰しも経験があるんじゃないでしょうか?

 

考える内容は、しばらく寝かせる必要があり、

鍋は煮えたかな?まだかな?と何度も見つめる鍋は

いつまでたっても煮えないように、

しばらく放っておく必要があるのだそうです。

 

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photo credit: cold_penguin1952 pot_of_posole_5Div0732 via photopin (license)

 

見つめる鍋状態で、悪循環

振り返れば、私が、モラトリアム状態に入り始めた時は、

まさに”見つめる鍋”状態でした。

 

人生このままでいいのだろうか?

考えても考えても答えが見つからなくて、

いつまでこの苦しみが続くんだろうと、

毎日が苦痛で仕方がありませんでした。

 

人生をどうしたら幸せにできるのか?ということ

ばかり考えるようになって、

いくら考えても答えがでないものだから、

友だちと会うことですら時間がもったいないと

感じ、気づけばいつも1人で、苦しみは増すばかり。

 

他にも悪あがきして、仕事を終えてから、

深夜に及ぶまでサイト作りをして、

睡眠不足になり、そうまでしても、

これだという答えが得られなくて、

仕事でもミスを連発し、全てが絵に描いたような悪循環。

 

こんな時、少し課題から距離を取って、寝かせてやる必要が

あったんだなぁと、今は思います。

 

幸せになりたいと思って、答えを探していたはずが

苦しみの毎日になっているという逆転現象が起こっていました。

 

それに、疲れ切った頭で考えた事は、

後で思うと、何かにとりつかれていたのかと思うほど、

視野がせまくておかしな考えにたどり着いていることが多いので。

 

ブログは私の最高の思考方法。 

「思考の整理学」を読んでから、ブログは、

私にとって、最高の思考整理方法だなと思いました。

 

こうかな?こう思う!と思うものを、

書き溜めていくと、

後で読み返した時に、やっぱりそうだな!と思えるものもあれば、

ちょっと今は考えが違うなというものもあります。

 

でも、それを繰り返していくことで、

自分の考えが段々整理されて、これは違うと思うのは修正され、

これはそうだと思える考えが残っていき、

次へ進む動力になります。

 

「思考の整理学」に書かれていた”考える”っていうのは、

こういうことなのかなと、私なりには思っています。

 

今はまだまだ1人では飛び立てないグライダー人間だけど、

いずれ、考えを整理して動力にして、

自分で飛び立てる飛行機人間になりたいと思います。

 

 

考えるとはどんなことか?

自分で考えられるようになりたいと思う方は、

是非思考の整理学 (ちくま文庫)』、読んでみてください^^

 

では、また!