衝撃!目に見えていないモノにこそ価値がある。

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先日、コチラを読んで、衝撃を受けました。

dime.jp

 

この記事の永六輔さんの言葉は、

全て、なるほどな~、

モノゴトの真ん中を射抜いているな~と思いましたけど、

特に、このフレーズが衝撃でした。

 

「色即是空はつまり、ドーナツの穴。ないけどある。あるけどない」 

※引用:

「知識でしゃべらず、知恵でしゃべる。何を説明するかじゃない。何を伝えたいか考える」言葉の天才・永六輔が遺した7つの金言|@DIME アットダイム

 

ドーナツの穴をよく見てみれば、

物体としては、なんにもないけど、

「ドーナツの穴ってどこ?」と聞かれれば、

みんなが、ココ!って明確に指させるほど、

確かにドーナッツの穴はある。

 

この、『ないけどある、あるけどない。』

が、最近色々思っていたこと、

全てに通じている気がして、衝撃だったんですよね。

 

例えば、一杯のコーヒー。

これが、大量生産された、

スーパーや自動販売機で売っているコーヒーだと

あまり価値を感じない。

 

でも、例えば、

このコーヒーは、豆を生産者から直接買い付けた。

おいしい1杯を作り出す為に、豆の精製から、

焙煎までこだわりにこだわって作り上げた。

というコーヒーだったらどうか?

 

同じコーヒーでも、

大量生産のコーヒーより、

こだわりのコーヒーの方が

価値が高いと感じる。

 

コーヒーという、目に見えるものより、

そのストーリーや、文脈、コンセプト、

作り出す空気など、

そういう目に見えないものに、

価値を置いているんじゃないかと。

 

それに、サッカー選手の本田圭佑さんの言葉も

ここにつながりましたね。

www.nikkansports.com

 

この地球に生まれてきた意味というのは、
生物学的にいえば特段意味が無い。
ただ、すごくラッキーなことに、僕は人間で、
その意味を付け加えることができる。

※引用:死生観「何のために生きているのか」/本田講座1 - 日本代表 : 日刊スポーツ

 

人は、色々な形あるものを見ているけど、

それに、自分なりの意味を付け加えて見ている。

 

ただのコーヒーじゃなくて、

”大事な人から入れてもらった”コーヒー

だとか、

”名店の”コーヒー

だとか。

 

だから、コーヒー自体がどうか?というのは、

実はあんまり大事ではなくて、

どんなコーヒーか?

どういうストーリーで生まれたコーヒーか?

どんな意味のあるコーヒーか?

そういう、目に見えないモノの方に

価値を置いているんじゃないのかと。

 

目に見えているものが全く価値がないわけじゃない。

見た目の美しさや、機能にも価値がある。

 

でも、目に見えてないモノにこそ、

大事にしたい、価値がある。

 

そして、本田選手の言うように、

その価値は、自分次第でいくらでも、

良いようにも、悪いようにも変えて、

付け加えることができる。

 

「私」とは何か?と問われた時、

どこにでもいるごく普通の人間、

じゃなくて、

こう考えて、こう生きて、と

目には見えない自分なりのストーリーこそ、

大事に積み重ねていきたい、

そう思いました。

 

では、また!