才能ってそんなに重要なものじゃない。

先日、スクールに行って習い事をしている時、

私だけ全く授業についていけなくて、

理解できないままだった。

 

この前は、仕事で新しい仕事のレクチャーを

受けた時、

同僚たちがどんどん話を理解しているのに対し、

私はほとんど理解できないまま、

レクチャーが終了した。

 

自分がわからないまま、

ことが進んでいくのって、

自分の存在が無視されているようで

本当につらいものだ。

 

学校で授業についていけない子たちは

こんなに苦しい思いをしていたのかと

思うと、

同級生たちに頭が下がる思いがする。

 

そうそう。

 

自慢するわけではないけど、

私は学生時代に、授業についていけない、

と思ったことはほとんどない。

 

それが、何で今になって、こんなに

周りについていけないんだろう??

 

そう振り返ってみると、

私が、小さい頃、学校の授業についていけたのは、

家で先に勉強していたからだと思う。

 

学校の授業は、家で1度目の勉強をしてからの

2度目の勉強になるわけだから、

そりゃあ当然、周りの子より授業がわかるし、

ついていけたわけだ。

 

 

ということは、

今スクールでついていけなかったり、

仕事で同僚についていけなかったりするのは、

事前知識や経験が少ないからなんだ・・・

と、今更わかった。

 

スクールに通っている人の中で、

初心者は私だけだし、

仕事も、私は異動してきたばかりで

事前知識や経験が少ない。

 

だから、周りと同じようにできなくても

無理は無いのに、

なんか、できるような気がして、

出来ない時の落ち込みようが激しい。

 

要は、

私が自分の能力を過信しすぎていた。

勘違いしていた。

 

学生の頃、授業が大抵理解できていたことを

私って話を理解するのが早いのかも!

何でもすぐにできちゃう器用さがある!

とか、思っちゃっていたんだ。

 

 

家でコソコソ勉強していたから

できただけのことだったのに。。。

 

クイズの答えを知っていながら、

クイズ大会に参加しているようなもので、

できて当然だった。

 

それなのに、人よりちょっとできると勘違いして

うかれてしまってたんだな~・・・

 

 

そう考えていくと、

やっぱり、才能って

人生においてそんなに重要なことじゃ

ないのかもしれない。

 

人よりちょっとだけできるようになったり、

得意になったりするのは、

人より経験を長くしていたり、

人より関わっている時間が長かったり

するだけのことなのかもしれない。

 

その人がどんな才能をもった人か、

というのはあんまり重要じゃなくて、

 

これが好きだ!と思ったり、

これができるようになりたい!と思って

経験や時間を長く積み重ねようと

決めたこと自体が

自分だけの人生やストーリーになっていって、

その人だけの、

ちょっと人よりできるものになっていくのかなと。

 

 

だから、結局、

自分にウソつくことなく、

やりたいことをやっていくのが

良い人生にする為の正解なのかもしれないな~。

 

では、また!