モラトリアム人間に地方はまだ早い。

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photo credit: Khánh Hmoong Paddy field of May via photopin (license)

 

この頃、地方移住とか、地方に住むことがステータスになりつつありますけど、
何やって良いか定まらないようなモラトリアム人間には、地方はまだ早いですよね。
 
なぜなら、ちょっとおもしろいかも!と興味を持ったものがあったとしても、
地方にはそれを経験できる場所がないことが多い。
 
反対に、東京なら、
大抵のことは経験できるチャンスがある。
 
先日、コーヒーをもう少し深く知りたいと思って、
コーヒーセミナーをネットで探してみたら、
東京なら色々な場所でセミナーを開講していた。
 
これで、私が地方に住んでいたら、
セミナー開講してないし、本で済ませようとか考えるかもしれない。
でも、本買うほどでも無いかと、結局行動を
起こさないような気がする。
 
モラトリアム人間はちょっとでも興味を持ったことに、
ぱっと飛び込んでみる瞬発力があるかどうかが大事。
 
自分が何にハマるかは未知数の
モラトリアム人間なのだから。
 
思い立ったらすぐに!が、叶わないと、
なんやかんや言い訳してやらなくなるから。
 
そういう意味で、東京はモラトリアム人間には最適。
暮らしていく位のお金があれば。だけど…。
 
モラトリアム人間から脱した時、
地方移住は視野に入るのかもしれない。
 
自分で自分を楽しませられるようになった時、
自分の人生を自分で描けるようになった時、
東京を卒業出来るのかな。
 
だから、地方に住むことが人生の目的でない限り、
モラトリアム人間に地方はまだ早い。