自分の『強み』に注目しすぎておちいるワナ。

皆さんは自分の『強み』をうまく

生かせていますか??

 

最近、『強み』は自分の得意なことだから、

『弱み』を克服するよりも

注目すべきものとして扱われていますよね。

 

私も『強み』をうまく使いたいと思って、

『強み』に注目してきました。

 

でも、強みを生かそうとしたところで、

それほど『強み』なんだろうか??と思ってしまい、

大した強みじゃないな~と思うことがよくあり、

いまいち強みを生かせていない感覚があります。

 

 

その答えは、先日読んだ本、

「自分を大事にする人がうまくいく」に書かれていました。

 

自分を大事にする人がうまくいく スタンフォードの最新「成功学」講義 [ エマ・セッパラ ] 

 

 

【目次】

 

  

 私の『強み』診断結果、ストレングスファインダーより。

 

『強み』の心理学と言えば、こちらの本

ストレングスファインダー。


 

 

私の診断結果はコチラ↓

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これらの強みを使えば、

きっと自分の能力を最大限に高めて、

自分だけのアイデンティティーを持てるんだと

ずっと思っていました。

 

いつもこの5つの強みを頭に置いて、

 使える場面があったら

すかさず使おうと、

『強み』に執着していました。

 

『強み』が『強み』とは思えない 

強みを把握して数年。

常に強みを意識していく中で、

こんな感情がずっとありました。

 

私は学習欲が強みだけど、

長続きした試しが無い。

 

収集心が強みだけど、

ある一定の情報を収集したら満足して、

それ以上は求めなくなる。

 

どれもこれも大した強みじゃない。

 

どんな強みも、上には上がいる。

 

きっと、うまくいっている人っていうのは、

同じ強みを持つたくさんの人の中で、

この強みが際立ってレベルが高い人のことで、

私はその中のかなりレベルの低い方の人なんだ。

 

自分はやっぱり何の強みも無い人なんだ。と。

 

 

 『強み』にばかり目を向けすぎて自己批判

自分を大事にする人がうまくいく スタンフォードの最新「成功学」講義 [ エマ・セッパラ ] にはこんなことが書かれていました。

 

自分の強みばかりに目を向けていると、

次のような論理に行きつく。

「うまく金融モデルがつくれなかったら、金融は

わたしの得意分野ではないということ。

金融界では働くべきじゃない」 

 

(中略)

 

自分の強みばかりを信じていると、重度の鬱に

おちいることもあるそうだ。

たぶんそれは、行きすぎた自己批判へと

つながるからでもあるだろう。

 

 ※引用:自分を大事にする人がうまくいく スタンフォードの最新「成功学」講義 [ エマ・セッパラ ] 

 

今の私は全くこの通りでした。

 

割と器用だと思っていたのに、

うまくミシンが扱えない。

 

 ⇒ 器用じゃなかった。何もできない。(自己批判

 

割と運動が得意だと思っていたのに、

ダーツがめちゃくちゃ下手。

 

 ⇒ 運動神経が良いわけじゃなかった。運動もダメ。(自己批判

  

 

強みだと思っていたものが

強みで無かった時に、

ものすごく自分を責める”自己批判”に

走ってしまっていました。

 

だから、挑戦してはすぐに諦める、

ということを繰り返してきたような気がします。

 

ミシンはまだ続けているものの、

スクールに通っていなかったらとっくに

やめていたろうし、

ダーツはもう2度とやりたくないと

まで思ってしまいました。

 

 

『強み』は生まれつきのものだけど、成長させるもの

結局、私が間違っていたのは

『強み』の扱い方だった。

 

『強み』は生まれつきのものであり、

最初から、誰よりもうまくできるものである

と思っていた。

 

 

でも、『強み』はそのままで充分ではなく、

伸ばし、育てていかなければならないもの。

 

そういう捉え方をしていなかったから、

せっかく『強み』を把握していても、

これもできなかった、

あれもできなかったと、

自己批判につなげるばかりでした。

 

自分の『強み』を生かすために・・・

せっかくの自分の『強み』で

自分を傷つけていてはもったいないですよね。

 

『強み』は、最初から強みではなく、

その素質があるだけであって、

成長させ、伸ばして、生かせるようになるもの。

 

だから、

一度の失敗ぐらいで

『強み』じゃなかった・・・と捉えるのは

もったいないことなんだな~と思えました。

 

次はきっとできるようになる、

もっと伸ばしていこう、

そう信じて、自分がやりたいことへ

チャレンジしていきたいなと思います。

 

では、また!