小さなサイズ感にしっくりきている。

今、すごく小さなサイズ感が

気に入っているんです。

 

例えば友人関係。

多くの人とさらっと付き合うよりは、

1対1の小さく深い関係の方が好き。

 

それから、働く場所。

現在は20名程度の小さな企業。

でも、みんなの顔や性格がわかって、

話しやすい環境があるこの小さなサイズが好きです。

 

大企業は、

大きくなればなるほど、

当然社員一人ひとりの顔はわからないし、

組織化され、理解しにくいルールが増え、

自分の理解しきれる範囲を超えて、

ビジネスが動いているように感じます。

 

私は、今、その大きなサイズには入りたくないのです。

 

それから、働く場所だけじゃなく、

ビジネスも。

 

例えば、もし会社員ではなく、

ビジネスをスタートさせることになったとしても、

小さいサイズでやっていきたい。

 

広げて大きくして、っていうのには

あまり興味がなくて、

小さくても自分のペースで進められて、

自分の手の届く範囲で動くビジネスであってほしい。

 

小さいからこそ、稼げる力も小さくなるし、生活するには効率良く稼げる必要がありますが…。

 

小さくて深いつながりのあるビジネスって

作れないのかな・・・、

そんなことを最近よく考えています。

 

では、また!

 

 

 

自分の苦手なことに気づく。

先日、カバン作りスクールに通い始めたのですが、

そこでまた新たな自分に気づきました。

 

それは、私は『人の話の理解力が遅い』

ということです。

 

スクールに通ったことで、久々に

先生1人に対し、複数の生徒さんで授業を受ける

という経験をしました。

 

先生が説明して、

それを踏まえて生徒が実習する。

 

ここで、私は全然生徒の皆さんのペースには

ついていけませんでした(笑)。

 

皆さんは説明を聞き終えて、

ささーっと行動を始めるのに、

私はいまひとつ理解できていなくて、

「もう1回説明してください」とか

隣の人に聞いたりしてました(笑)。

 

それで、はっと気づけました。

 

私、理解するスピードが遅いんだ~って。

 

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思い返せば、小学校の時に通っていた

学習塾で、あまりにもわからなくて、

しかも引っ込み思案で質問することもできず、

全然理解できないで成績を落としていました。

 

高校受験で通った塾でも、

最初はほぼマンツーマンの少人数の塾に行っていたので、

成績が上がっていたのに、

なぜか私はもっと実績があって有名な塾に行かないと

大学に合格できないと思ってしまい、

1人の先生に何百人もの生徒を抱える、大手の塾に通い始めて

成績を落としてしまいました。

 

何百人も生徒がいたり、

ネット授業みたいな、先生がその場にいない塾もあったので、

当然質問ができなくて、全く理解できていませんでした。

 

『聞いて理解するのが遅い』

という自分のクセがわかっていたら、

 

そして、そのクセを受け止めることができていたら、

 

もっと勉強の仕方は変わっただろうな~と

今は思います。

 

理解できてる、一流の塾に通えてる、

という変なプライドにしがみついて、

自分の苦手なことから目をそらしていたんだと思います。

 

ということで、今後のスクールは、

きっと理解するスピードが人よりもゆっくりなので、

復習をしっかりして、理解できてないところは

後で質問していきたいと思っています!

 

では、また!

 

 

 

 

 

 

 

自分以外の誰かになる必要は無い ー劇団四季「アラジン」を観てー

先日、劇団四季の「アラジン」を見てきました。

 

>>『アラジン』作品紹介|劇団四季

 

 

華やかな演出に、俳優さんたちのパワフルな動き、

美しい歌声、どれもこれもが圧倒的に素晴らしいですが、

 

それだけでなく、

そのストーリーから訴えかけられているメッセージは、

まるで自己啓発本を読んでいるかのようでした。

 

最近、自己啓発本ばかり読んでいるせいで、頭がそちらよりに

なっているんだとは思いますが・・・(;^ω^)

 

例えば、

「自分以外の誰かになる必要はない」

ということは、色々な場面で訴えられていましたね。

 

 

お姫様がきれいな宝石を目にして、”とてもきれい!”と

言っているところに、アラジンは

”宝石を付けてなくても、そのままで君は素敵!”

というようなことを言ったり、

 

貧乏なアラジンが魔法で王子様となった時、

お姫様に本当の正体(王子様ではない)を明かせず

苦しんでいると

”偽る必要なんてない。君、そのままでいいんだよ!”

と、ジーニーや友人たちに言われます。

 

他にも、

「何かに縛られず自由でいることの素晴らしさ」とか

「自由を獲得していくことの尊さ」など、

それらをストーリーに即して、訴えかけてもらったことで、

自己啓発本とはまた違った形で、

私の中に入ってきたように思います。

 

パワフルなエンターテインメント性と

人生哲学要素が満載のストーリーで

もう2回見たけど、あと数回は見たいと思える内容でした!

 

www.shiki.jp

 

https://www.shiki.jp/applause/aladdin/

 >>『アラジン』作品紹介|劇団四季

 

では、また!

 

 

夜の頭の異常な興奮状態に気づく。

最近、朝早く起きれる自分に変わりたくて、

スタンフォードの自分を変える教室」を

読んでいる。

 

 

この本を読みながら、

なぜ私は朝早く起きれる自分になりたいのに、

なれないのか?毎日考えている。

 

まず、なぜ朝早く起きる為に、

夜更かしを止めないのか、ということ。

 

それについては、以前書いたこともあるように、

平日の充実感が不足していることで、

夜にとりとめもなく考え事をしてしまうということ

が原因の1つです。

30moratorium.hatenablog.com

 

ただ、先日、またしても夜更かししたい

衝動に駆られている自分を観察したとき、

変な頭の高揚感に気づきました。

 

朝よりも、仕事前よりも、

どんなに睡眠不足でも、

仕事が終わって家にいると、

すごーく頭が冴えている感覚があるんです。

 

でも、いざ、ブログでも

書き始めようものなら、

全然考えがまとまらないし、眠いしで、

あっ、全然頭が働かないし、疲れてるんだ…

って気づくという、

変な頭の興奮状態があります。

 

そして、興奮状態の頭で

疲れてるから眠ろうとすると、

やっぱり頭が興奮していて、眠りが浅くて、

夜に何度も目を覚まし、

寝たいのに目を覚ますという変な状態。

 

パソコンの電源を入れっぱなしにすると

熱を持つように、夜は、

私の頭もオーバーヒートしてエラー気味なのかもしれません(笑)

 

自分が夜更かしをしたい、というその衝動に

駆られている時、

自分を見つめて見えたもの(脳の興奮状態)に

ちょっと驚きました。

 

無意識だけど、

日々パソコンを見続けたり、

仕事に追われたり、

いつまでも明るい電車内やスマホの影響で

頭が相当に興奮させられているんだと気づかされました。

 

このままだと、精神衛生上、良いことが

なさそうなので(笑)引き続き、

スタンフォードの自分を変える教室」を読んで、

自分を見つめていきたいと思います。

 

では、また!

 

 

 

 

 

好きなことをみつけ、育てていく為に大切なこと。

今年の目標でもあるカバン作りを
いよいよ先週からスタートし、スクールに通い始めました!
 
ものの見事に一日で簡単なカバンが出来上がり、
さっそくもの作りの楽しさを実感しました。

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ミシンは小学校以来で超初心者。
裁縫なんて最近はボタンを付けた位のド素人の私でも、
先生の見事な指導と、
題材選びで、あっという間にできてしまいました。
 
初めてのことにドキドキしつつも
自分で思っていた以上にステキなカバンが出来上がると、
それはそれは嬉しいものです。
 
 

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新しいことを始めてみて、
この、
最初の感動とか嬉しさとかって
すごく大事なんだよな~って改めて気づきました。
 
高校の時、
社会は日本史か世界史を選択する必要があり、
選択の前には日本史と世界史の両方を学んで、
選択直前に日本史と世界史のテストがありました。
 
そのテストの平均点が、
日本史が50点くらいでかなり難しめで、
世界史が70点くらいでかなり簡単め
だったんです。
 
その結果、
例年だと、日本史を選択する人が多めらしいのですが、
私の学年はこのテストのおかげで
世界史選択が大幅に増えました。
 
ちなみに、私も、日本史が好きなのに、
世界史を選択しました(笑)
 
テストの日本史の点数が60点ぐらいで、
かなり悪かったからです。
 
日本史が好きで、結構勉強もしっかりやって
挑んだテストで、全然点数が取れなくて、
やる気をなくしてしまったのです。
 
一方、世界史は、そもそもカタカタの羅列が
あまり好きではない私が、嫌々ながら勉強して
80点近く取れましたし、
授業がとてもおもしろかった。
 
テストの出来で、選択が変わるなんて、
自分の考えがしっかり持ててないってことだ、
と思うかもしれませんが、
多くの人がテストの点が良い方を選択するという
事実があったように、
これならできそう、とか、
これは楽しい!と思える方を選択していく
それが人間心理なんだと思います。
ピグマリオン効果に近いですかね・・・?)
 
 
だから、
好きなことをみつけて、それを育てていくためには、
最初って肝心だと思うんです。
 
これならできるかも!楽しい!って
感じるスタートを切ることが大事で、
それが無いと
いくら好きでも、その後が続きにくいんだと思います。
 
好きなものがみつかったのに、
好きじゃなくなるなんてもったいないですよね。
 
続かないのは、本当に好きなことじゃなかったからだ、
という声もよく聞きますけど、
好きかどうか判断できるような局面にたどりつく前に
止めてしまう可能性を高めてしまうのは
賢い判断とは思えません。
 
やっぱり好きなものに出会えなかった・・・と
悲しむ前に、
これならできるかも!楽しい!と思える
スタートを切って、
物事を好きか嫌いか判断できる場所までたどり着くこと。
 
人間の本能に近い、心理をうまく利用して、
スタートを切ることは
好きなことをみつけて、成長させていく為に
大事なことなんじゃないかと思います。
 
好きなことをみつけ、
挑戦してみようと思えたら、
まず最初はハードルを上げすぎないこと。
 
そして、これ、好きだなと感じた気持ちや
感動を味わえるようなスタートを切るのも
大事ですね。
 
では、また!
 
 
 
 
 

行き過ぎてるポジティブシンキング。

最近、

そんな感情手放しちゃいなよとか、

悲しい感情とはもうさようならとか、

執着しないか、

すごくポジティブシンキングな話をよく聞きます。 

 

でも、そういう記事を読んだり、

話しを聞いたりすると、

ポジティブどころか、なんだかツラくなるんですよね。 

 

そんなに簡単に気持ちを切り替えられないよ、って思ってしまうんです。

 

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ポジティブに捉え直して、自分の気持ちはどこへ・・・?

 

例えば、マイナスをプラスに変えて、

すべてポジティブに捉え直すとかいうことで、

 

 ”怒られてツラい”ということを、

ツラいというマイナス感情ではなく、 

 

怒られたのは成長のチャンスだとか、

怒られたのでは無く、私の為の指導だ

というような ポジティブな方向に捉え直す、

 

なんていうポジティブシンキングをよく耳にする。 

 

もしくは、不快なものから遠ざかるとか。  

 

こういうことは、感情を引きずらない為には

必要なことだとは思うけど、

 自分の「ツラい」とか「悲しい」という感情を

見ないようにしているみたいで、

小手先のテクニックだと感じてしまう。 

 

まるで、悲しんだらダメ、ツラいと言っちゃいけない、

と言われているよう。 

 

 

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悲しんでも良い。

自分から自然にわいたマイナスの感情を

もう少し見つめても良いんじゃないかと思うんですよ。 

 

なんでツラいと感じたのか?

どうして悲しくなったのか? 

 

そう考えていくと、 

”あー、私って上司に認められなくて悲しいんだ”、とか、

”悲しいと思ったけど、よく考えれば悲しむ必要なかったな”、とか、 

自分の大事にしてるものに気づいたり、

自分の感情のクセや本音に気づいたりします。 

 

そういう自分を認識してから、

その後に初めて、

プラスに捉えなおしたり、対処を考えたりしないと、

 

 また、無駄に悲しんだり、

見つめなかった感情が爆発して、

そうなった時は対処する方法もわからない

 ということを繰り返してしまうんじゃないかと思います。

 

 結局、何でも自分の捉え直しで終わらせてしまうと、

不当な要求も、理不尽な説教も、

全てO.K.になってしまいますしね。 

 

 

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自分の感情を見つめること=本当の自分を見つめること

 自分に起こる喜怒哀楽は、

今の自分の中にある”基準”や”観念”から、

自分で意識するこもなく、自然に沸き起こる。

 

だから、この感情をみつめて理解することは、

本当の自分を理解するチャンスではないかと思います。 

 

何をしたいかわからない、

自分が何を考えているのかわからない、

なんて思ってしまうのは、

もしかしたら、ポジティブシンキングが行き過ぎて、

本当の自分を見ないように見ないようにしてしまった結果

なんじゃないかと思うようになりました。

 

自分を変えるのも、

成長させるのも、

全ては「自分」をよく認識することから、ですよね。

 

 それでは、また!

自分の人生を生きるということ。-草間彌生展にてー

先日、前衛芸術家草間彌生さんの展覧会、

草間彌生展「わが永遠の魂」』へ行ってきました。

kusama2017.jp

 

草間彌生さんを初めて知ったのは、

auの携帯電話だったと思います。

 

単純に、水玉模様と色使いがかわいいと思ったことが

きっかけでしたが、

知れば知るほどに、その魅力にはまっていきました。

www.itmedia.co.jp

 

草間彌生展では、数多くの作品が並べられて、

草間彌生さんの表現した世界が描かれています。

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正直なことを言って、草間彌生さんの作品から

どんなメッセージを受け取ったら良いのか?

理解しきることはできませんでした。

 

それでも、草間彌生さんに魅了されて止まないのは、

作品の美しさや独創性を超えて、

草間彌生さんの「生き方」にあります。

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草間彌生さんは、もう80歳を超える方ですが、

今なお、芸術に対する情熱を絶やしていません。

 

自分の表現を創る為に、若いころに渡米し、

警察につかまろうが、お金がなかろうが、

情熱の限り、作品を作り続けています。

 

彼女は、ご自身のメッセージで、

 

芸術を「闘いながら、命を賭して」作り続けている。

倒れてしまうまで」描き続けたい。

 

というようなことを、おっしゃっています。

 

自分の人生の中で、命を賭けられるほど、

倒れてしまっても、やり続けてしまうものなんてあるでしょうか??

 

私は、ありません。

 

だから逆に、命を賭けるほどの作品に

魅了されて止まないのだと思います。

 

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私のように、彼女の作品を見ても

そのメッセージを理解しきれない人がいても、

多くの人が理解しきれなくて警察に捕まったとしても、

創りたいものを創り続けるという、その信念。

 

とても、マネできません。

 

ただ、自分の人生を生きるということは、

こういうことなんだろうなと感じました。

 

誰に何を言われようとも、

自分がやりたいことをやる。

 

自分の人生を生きるとき、

誤解されたり、非難されたり、

好意的な反応ばかりが返ってくるわけではなくて、

辛いこともあるかもしれない。

 

それでも、自分のスタイルを貫き通すことが、

自分の人生を生きるということ

 

草間彌生さんのように生きることはできないけど、

自分の人生を生きることから逃げてしまわないようにしよう

強く思いました。

 

草間彌生展は、国立新美術館2017年5月22日まで開催されています。

気になる方は是非、行ってみてください!

kusama2017.jp